直観intuition (311)

最終更新日:2002年05月09日 船戸和弥のホームページ

哲学事典(森 宏一編集、青木書店 1981増補版)から引用:括弧内は参照頁。

 思考の働きによらずに、直接的に対象をとらえること。直観の役割の見方には、つぎのものがある。1)直接的であるもので、それは認識の基礎をあたえるものとし、対象の本質をさぐりあて、真の認識にたっする思考の働きをまたねばならないとする立場。この意味での直観は、感性的直観である。2)対象を特設的に一挙にとらえる働きとする立場。これは思考による認識をあたえるとするものとがある。前者にはプラトン、アリストテレス、またデカルト、スピノザなどがあげられるし、後者には種々な神秘主義者、たとえばシェリングや、直観主義者のベルグソンなどがあげられる。