内在、内在的immanence, immanent (354-5)

最終更新日:2002年05月09日 船戸和弥のホームページ

哲学事典(森 宏一編集、青木書店 1981増補版)から引用:括弧内は参照頁。

 超越というのに対する。1)形而上学、その一種である神秘主義の立場から世界の説明をするとき、世界の原理である、世界の原理である神が世界そのものと同一であり、世界の内に存在するという見解。汎神論がそれである。2)またカントの認識論で、経験可能な範囲内にあるということ。さらにその経験の理解の仕方から内在哲学という立場の主張にもみられる。ファサールの現象学では対象は意識に内在的だという。いずれも観念論者が、とくに好んで用いる。