演繹推理deductive inference (33)

最終更新日: 2002年05月09日 船戸和弥のホームページ

哲学事典(森 宏一編集、青木書店 1981増補版)から引用:括弧内は参照頁。

 帰納推理に対する。いくつかの前提から、はっきり規定された論理的形式だけをたよりに、結論を導き出す形式論理学上の手続き。そのさい、前提と結論との具体的内容はいっさい問題にしない。だから、手続きとしての形式上の妥当・非妥当と、内容上の前提と結論との真(→真理)・偽とのあいだの関係には、いろいろな場合があり、一義的にはきまらない。もちろん、前提がすべて真であり推理が妥当であれば、結論は絶対に真である。演繹的推理には、1)一個の前提から結論が導き出されるもの(直接推理)と、2)2個以上の前提から結論が導き出されるもの(間接推理)とがあり、後者の典型は三段論法である。