目次骨格系関節系筋肉系消化器系呼吸器系胸郭泌尿器系生殖器系腹腔と骨盤腔内分泌腺心脈管系リンパ系神経系感覚器外皮

Endocrine glands(内分泌腺)Glandulae endocrinae ないぶんぴつせん Feneis: 182 01

[A11_1_00_000] →(内分泌腺は分泌物質すなわちホルモンを血管ないしリンパ管によって全身に循環させ、特定の器官または細胞に特定の作用を及ぼし、その機能や発育の調節を行うものである。)

Thyroid gland(甲状腺)Glandula thyroidea こうじょうせん Feneis: 182 02

[A11_3_00_001] →(甲状腺は前頚部の後頭前側にある不規則な楕円形嚢胞からなる内分泌腺で、成人で25~40gである。甲状腺は舌根の上皮が落ち込んで生じた原基が、下の方へ伸びだして出して現在見る位置に落ち着いたものである。舌根の陥入部の名残りが盲孔であり、移動経路に尾を引いて残った原基が発達したものが錐体葉である。この一部が筋組織から成るmのを甲状腺挙筋という(出現率20~30%)。甲状腺挙筋が存在する場合は、舌骨または甲状軟骨から起こって甲状腺に停止している。甲状腺は2種類のまったく異なったホルモンを分泌する。主な甲状腺ホルモンはヨウ素を含むアミノ酸誘導体で全身の物質代謝を亢進させる。1分子に含まれるヨウ素原子の数によって、T4(チロキシン)とT3(3-ヨードチロニン)を区別する。もう一種の甲状腺ホルモンはポリペプチドでカルチトニン(またはチロカルチトニン)という、血中カルシウムイオンの濃度を低下させるホルモンである。ヨウ素をふくむホルモンは甲状腺濾胞を形成する濾胞細胞から分泌され、カルチトニンは濾胞の間あるいは濾胞の周辺に存在する濾胞傍細胞から分泌される。濾胞は甲状腺の構造単位であって中空球状の細胞集団であるが、細胞はその周辺に1層にならんでいるだけで、内腔はコロイドという濃厚な蛋白溶液で満たされている。この蛋白はチログロブリンとよばれ、ヨウ素を含む糖蛋白である。濾胞[上皮]細胞は機能状態によって形が異なり、単層立方または単層円柱上皮が普通であるが、コロイドが極端にたまっているときは、単層扁平上皮となる。この細胞はよく発達した粗面小胞体とGolgi装置をふくみ、糸球体も被い。分泌物はGolgi装置で径150~200nmの小果粒あるいは小胞につめこまれて、濾胞内腔に近い細胞表面の知覚に運ばれる。これは細胞先端部あるいはそのやや下方に集まっていることが多いので、subapical granule(またはvesicle)とよばれる。この果粒は開口分泌によって、その内容を濾胞腔に放出すると思われる。甲状腺が下垂体前葉ホルモンの一種であるTSH(甲状腺刺激ホルモン)によって刺激されると、細胞表面に偽足状の突起が現れて、コロイドを貪食する。そのようにして貪食されたコロイドをふくむ空胞を、コロイド滴という。これに水解小体が融合して、加水分解酵素を得ると、コロイド滴内でチログロブリンが分解され、甲状腺ホルモンであるT4およびT3が生ずる。これらのホルモンは低分子であるから、細胞内を拡散して、基底側に運ばれ、濾胞に近接して分布している毛細血管に吸収されるのである。濾胞傍細胞は動物によって発達が異なり、ヒトでは非常に少ない。細胞質が明るくみえるので、clear cellの略としてC-cellとよばれることがある。これは鰓後体に由来する細胞で、血中カルシウムを低下させるホルモンを分泌する。濾胞細胞のやや外方に位置するが、共通の基底膜で包まれる。しかし、この細胞は濾胞腔に面することはない。径200nm前後の小果粒を多数含んでおり、動物にカルシウムを注射するとこの果粒が著明に減少することから、カルチトニン産生細胞であることがわかった。この果粒は一般のペプチドホルモン産生細胞であることがわかった。この果粒は一般のペプチドホルモン産生細胞と同様に、Golgi装置で産生されて、細胞基底部(基底膜に面する表面)から、開口分泌の様式で放出される。)

Lobe of thyroid gland([右・左]葉(甲状腺の))Lobus dexter/sinister (Glandulae thyroideae) [う・さ]よう(こうじょうせんの) Feneis: 182 03

[A11_3_00_002] →(気管に接して位置する。 (Feneis))

Right lobe of thyroid gland(右葉(甲状腺の))Lobus dexter (Glandulae thyroideae) こうじょうせんのうよう

[A11_3_00_002_1]→

Left lobe of thyroid gland(左葉(甲状腺の))Lobus sinister (Glandulae thyroideae) こうじょうせんのさよう

[A11_3_00_002_2]→

Isthmus of thyroid gland(甲状腺峡部)Isthmus glandulae thyroideae こうじょうせんきょうぶ Feneis: 182 04

[A11_3_00_003] →(甲状腺峡部は甲状腺の左葉と右葉を結ぶ部分である。峡部は器官軟骨の上部3-4個の前面を横走し、両葉および峡部の大部分は舌骨下の諸筋に被われている。甲状腺峡部は欠如したり、あるいは上方に長く突出して錐体葉をなし、時には舌骨にまで達することがある。)

Pyramidal lobe of thyroid gland(錐体葉(甲状腺の))Lobus pyramidalis glandulae thyroideae すいたいよう(こうじょうせんの)Lallouette's pyramid Feneis: 182 05

[A11_3_00_004] →(正中部にときに錐体形に存在する発生学的遺残。 (Feneis))

Accessory thyroid glands(甲状副腺)Glandulae thyroideae accessoriae こうじょうふくせん Feneis: 182 06 [A11_3_00_005]

Fibrous capsule of thyroid gland(線維被膜;内被膜(甲状腺の))Capsula fibrosa glandula thyroideae せんいひまく(こうじょうせんの) Feneis: 182 07 [A11_3_00_006]

Stroma of thyroid gland(甲状腺支質;支質)Stroma glandulae throideae こうじょうせんしひつ;しひつ Feneis: 182 08 [A11_3_00_007]

Parenchyma of thyroid gland(甲状腺実質)Parenchyma glandulae thyroideae こうじょうせんじっしつ Feneis: 182 09 [A11_3_00_008]

Lobules of thyroid gland(甲状腺小葉;小葉)Lobuli こうじょうせんしょうよう;しょうよう Feneis: 182 10 [A11_3_00_009]

Thyroid follicles(甲状腺濾胞;濾胞)Folliculi こうじょうせんしょうほう;ろほう

[A11_3_00_009_1] →(成人の甲状腺には約3000万個のろ胞があるといわれる。単層のろ胞上皮細胞follicular epithelial cellで囲まれた内部にはろ胞腔が存在し、HE染色でピンク色に染まるコロイドcolloidが貯留する。コロイドには糖蛋白質であるサイログロブリンthyroglobulinをはじめ、各蛋白質や酵素が含まれ、PAS反応に強陽性を示す。新鮮なコロイドは均質で粘調性の高い液体であるが、標本作製jに収縮し固くなるため、切片をつくる際に往々にしてひび割れを起こす。)

Parathyroid gland(上皮小体;副甲状腺)Glandula parathyroidea じょうひしょうたい;ふくこうじょうせん

[A11_4_00_001] →(上皮小体は小さな2対の内分泌腺である上上皮小体および下上皮小体からなり、ほぼ米粒大(径3~6mm)、卵形の内分泌腺で甲状腺に近接する。哺乳類では、通常上下2対計4個の腺体があり、甲状腺の後表面に1対ずつ存在するが、まれには5個ないし6個の上皮小体をもつ人もいる。上皮小体は血清のカルシウムとリン酸の濃度を上皮小体ホルモンparathryoid hormone(parathrmone, PTH)を介して調節するする。上皮小体の発生学的起源は第三および第四鰓弓(咽頭嚢)である。)

Superior parathyroid gland(上上皮小体;上副甲状腺)Glandula parathyroidea superior じょうじょうひしょうたい;じょうふくこうじょうせん Feneis: 182 11

[A11_4_00_002] →(甲状腺の後にある、えんどう豆大の腺。分泌パラトルモンはCaとPの代謝を調節。 (Feneis))

Inferior parathyroid gland(下上皮小体;下副甲状腺)Glandula parathyroidea inferior かじょうひしょうたい;かふくこうじょうせん Feneis: 182 12

[A11_4_00_003] →(上皮小体のうち下方にあるもの。 (Feneis))

Accessory parathyroid glands(副上皮小体;副副甲状腺)Glandulae parathyroideae accessoriae ふくじょうひしょうたい  [A11_4_00_004]

Pituitary gland; Hypohysis; Cerebral hypophysis(下垂体;脳下垂体)Hypophysis; Glandula pituitaria かすいたい Feneis: 182 13

[A11_1_00_001] →(下垂体は間脳の視床下部から下方に突出する漏斗に連なる内分泌腺である。蝶形骨のトルコ鞍の下垂体窩に位置する無対の小器官で、大きさは前後径約0.5cmで、重さは男性約0.5g、女性ではそれよりやや重い。このような小さい器官であるが、10種類近くのホルモンを分泌し、全身のいろいろな器官の働きを調節している。下垂体は2種のまったく異なった由来をもつ組織が結合してできたもので、腺下垂体と神経下垂体とよばれる。前者は胎児の咽頭上壁が上方に膨出Rathke嚢から生じ、後者は第三脳室の底部である漏斗が下方に伸びだして生じたものであり、両者は厳密に結合している。一般に腺下垂体を前葉、神経下垂体を後葉と呼んでいる。Hypophysisは、「~の下に」を意味するギリシャ語の接頭詞hypoに、「成長する」という意味のギリシャ語phyeinを付けたもので、「下に向かって成長したもの」という意味である。)

Adenohypophysis; Anterior lobe; Anterior lobe of pituitary gland(腺下垂体;下垂体前葉)Adenohypophysis; Lobus anterior hypophysis せんかすいたい;かすいたいぜんよう Feneis: 182 14

[A11_1_00_002] →(下垂体の前葉(主部)には数種の異なった内分泌細胞があり、腺細胞のほか、顆粒をもたない、おそらく非分泌性と思われる濾胞星状細胞folliculostellate cell)(色素嫌性細胞に対応する)があり、前葉は毛細血管に富んでいて、その内腔が広く洞様毛細血管(sinusoid)とよばれる。これは下垂体門脈系血管の連続である。下垂体前葉からのホルモンは成長ホルモン(GH)、乳腺刺激ホルモン(プロラクチン)(PRL)、甲状腺刺激ホルモン(TSH)、性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)(これは卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体形成ホルモン(LH)に分けられる)、副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)が分泌される。)

Pars tuberalis of pituitary gland(隆起部;漏斗部(腺下垂体の))Pars tuberalis adenohypophysis りゅうきぶ;ろうとぶ(せんかすいたいの) Feneis: 182 15 [A11_1_00_003]
Pars intermedia of pituitary gland(中間部(腺下垂体の))Pars intermedia adenohypophysis ちゅうかんぶ(せんかすいたいの) Feneis: 182 16

[A11_1_00_004] →(下垂体の中間部の組織構成は動物によって異なるが、人では少数の濾胞上皮のみであるが、ラットなどは重層立方上皮様に配列する多角形の腺細胞が密に詰まっており、時として嚢胞をみるが、血管に乏しい。下垂体中間部からのホルモンはメラトニン細胞刺激ホルモン(MSH)(ヒトでは前葉から分泌される)。)

Pars distalis of pituitary gland; Pars anterior of pituitary gland(遠位部;前部;末端部(腺下垂体の);前葉(下垂体の))Pars distalis adenohypophysis えんいぶ;ぜんぶ;まったんぶ(せんかすいたいの);ぜんよう(かすいたいの) Feneis: 182 17 [A11_1_00_005]

Neurohypophysis; Posterior lobe of pituitary gland(神経下垂体;下垂体後葉)Neurohypophysis; Lobus posterior しんけいかすいたい;かすいたいこうよう Feneis: 182 19

[A11_1_00_006] →(下垂体後葉は神経組織から成るが、神経細胞体を含まず、神経膠細胞の一種である後葉細胞(pituicyteまたはpituitocyte)を含むのみである。その大部分は視床下部の視索上核および室傍核からのびてきた神経線維とその軸索終末で、多量の神経分泌物(neurosecretion)をふくむ。血管は豊富である。)

Infundibulum of pituitary gland(漏斗(下垂体の))Infundibulum ろうと(かすいたいの) Feneis: 182 20

[A11_1_00_007] →(下垂体の漏斗は視床下部の腹側方の突出部とその中にある第三脳室の陥凹によって形成される。漏斗の最も遠位に突出した部分が下垂体後葉(神経下垂体)であり、漏斗の突出部と正中隆起を結合する組織は漏斗柄とよばれる。)

Neural lobe of pituitary gland; Pars nervosa of pituitary gland(神経葉;神経部(下垂体の))Lobus nervosus neurohypophysis; Pars nervosa neurohypophysis しんけいよう;しんけいぶ(かすいたいの) Feneis: 182 21 [A11_1_00_008]

Pineal gland; Pineal body(松果体;松果腺)Glandula pinealis; Corpus pineale しょうかたい;しょうかせん Feneis: 182 22; 292 09

[A11_2_00_001] →(松果体は円錐形の小体で、後交連の領域で、第三脳室の天井に付着している。これは痕跡的な腺であるらしく、血管の豊富な結合組織の小柱の網工からなり、その網眼の中には神経膠細胞および松果体細胞pinealocytesあるいはepiphysial cellがみられる。サルの松果体細胞はセロトニン(5-HT)とコレシストキニン(CCK)を含んでいる。哺乳類の松果体細胞は、系統発生学的には、感覚神経性光受容体の要素と関係しており、これは、分泌細胞になる物が多いが、間接的に光受容性をもっている。これらの突起の棍棒状をした終末は、血管血管を取り囲む血管周囲腔に接して終わる。松果体の分泌のうちで最もよく知られた物は、セロトニン、ノルアドレナリンおよびメラトニンという生体産生アミンであるが、その他に、サイロトロピン遊離ホルモン(TRH)、黄体形成ホルモン遊離ホルモン(LHRH)およびソマトスタチン(SRIF)のような、視床下部で形成されると同定されたペプチドを、かなりの濃度で含んでいる。セロトニンは、松果体細胞の中で合成されて細胞外の隙間に放出される。ノルアドレナリンは、松果体の実質細胞に終止ししている交感神経ニューロンの中で合成される。松果体は、昼間光の変動に敏感なN-アセチルトランスフェラーゼおよびヒドロキシインドール-o-メチルトランスフェラーゼという2つの酵素の働きによって、セロトニンからメラトニンを合成する。メラトニン合成の毎日の変動は周期性であり、光入力の毎日の周期に直接関係している。光は、日周期を環境の光周期に一致させる。そして、さらに、まだ確認されていない経路を経て、神経性信号が松果体に運ばれることを速やかに遮断するように働く。N-アセチルトランスフェラーゼの活性は、昼夜に高められるが、光にさらすと、酵素の活性が失われる。視床下部の視交叉上核を両側性に傷害すると、この核は網膜視床下部経路を受けているので、松果体のN-アセチルトランスフェラーゼにおける周期がなくなり、その結果、ヒドロキシインドール-o-メチルトランスフェラーゼの活性のレベルが下がる。そのような傷害によって、自発運動の活性の日周期および栄養補給と水飲み行動の両方の日周期がなくなる。雄のネズミでは、視交叉上核の傷害によって、正常な発情周期がなくなる。網膜視床下部路は、視交叉上核の構造との直接の相互作用によって、松果体のはたらきを変える。環境の光は、日周期をその周期に一致させる働きと伝達する働きをもっているとみなされ得る。内在性振動発生装置を光周期にのせるための光後下はゆっくりであるが、信号伝達に及ぼす光の後下は速やかである。そして、それによって、光によってN-アセチルトランスフェラーゼが速やかに“消失”することと、持続光によって日周期が妨げられることを、おそらくは説明できるであろう。視交叉上核からの単一神経路が、松果体によるメラトニン形成に関係する両酵素を調節しているが、これらの結合についての詳細は、なお、あきらかになっていない。間接的に証明された根拠は視交叉上核から松果体への神経路には、視床下部の灰白隆起の領域、内側前脳束および中間質外側路への中継路が含まれることを示唆している。このように、松果体は、交感神経ニューロンを経て受けた信号をメラトニンという内分泌物に変換させる、神経内分泌変換体ともいうべきものであるらしい。松果体の分泌は視床下部の働きを変化さえるが、それは、内分泌が心身の血液循環あるいは、脳脊髄液に入ってからののちに作用する。松果体のセロトニンとメラトニンの日内変動は、光入力の周期に応じて起こる。松果体活動のこれらの周期性変化は、この腺が生物学的時計としてはたらいて、生理学的過程と行動学的過程とを調節する信号を出していることを示唆している。これらの変動は日周期circadian rhythmsと呼ばれ、環境からの刺激が存在すれば、ほぼ24時間周期を示すだけである。松果体実質の腫瘍は、性的機能を低下させて思春期を送らせるが、他方、松果体を破壊するとしばしば早発思春期を伴う。これらの観察は、松果体が、性腺および生殖器系に抑制的影響を及ぼすことを示す実験的研究の結果と一致する。)

Suprarenal gland; Adrenal gland(副腎;腎上体)Glandula suprarenalis; Corpus suprarenale ふくじん;じんじょうたい Feneis: 182 29

[A11_5_00_001] →(副腎は小形で、扁平な内分泌腺であり、腎臓の上極近くに位置する。哺乳類では、副腎は機能の異なる2種類の内分泌組織よりなり、発生学的には異なる由来のものである。下等動物の種によっては、これらの2要素は個別の内分泌腺として存在する。2種類の要素とは副腎皮質と副腎髄質である。)

Anterior surface of suprarenal gland(前面(副腎の))Facies anterior glandula suprarenalis ぜんめん(ふくじんの) Feneis: 182 30 [A11_5_00_002]

Posterior surface of suprarenal gland(後面(副腎の))Facies posterior glandula suprarenalis こうめん(ふくじんの) Feneis: 182 31 [A11_5_00_003]

Renal surface of suprarenal gland(腎面(腎上体の))Facies renalis glandula suprarenalis じんめん(;じんじょうたいの) Feneis: 182 32 [A11_5_00_004]

Apex of suprarenal gland(尖(副腎の))Apex (Glandula suprarenalis) せん(ふくじんの) [A11_5_00_004_1]→

Superior border of suprarenal gland(上縁(副腎の))Margo superior glandulae suprarenalis じょうえん(ふくじんの) Feneis: 182 33

[A11_5_00_005] →(前面と後面の間の上縁。 (Feneis))

Medial border of suprarenal gland(内側縁(副腎の))Margo medialis glandulae suprarenalis ないそくえん(ふくじんの) Feneis: 182 34

[A11_5_00_006] →(前・後面の境で内側の縁。 (Feneis))

Hilum of suprarenal gland(門;腎上体門(副腎の))Hilum glandulae suprarenalis もん;じんじょうたいもん(ふくじんの) Feneis: 182 35

[A11_5_00_009] →(中心静脈がでてゆくところ。前、下または上。 (Feneis))

Central vein of suprarenal gland(中心静脈(副腎の))Vena centralis glandulae superarenalis ちゅうしんじょうみゃく(ふくじんの) Feneis: 182 36

[A11_5_00_010] →(前上方または下方にでてゆく副腎の主静脈。(Feneis))

Cortex of suprarenal gland; Cortex of adrenal glands(皮質(副腎の);副腎皮質;腎上体皮質)Cortex glandula suprarenalis ひしつ(ふくじんの) Feneis: 182 37

[A11_5_00_007] →(副腎皮質は性腺と同様の発生学的原基に由良医師、性腺と同じく、共通の前駆体、コレステロールcholesterolと構造上すべて関連した多糖類のステロイドホルモンsteroid hormoneを賛成する。副腎皮質ステロイドは機能の異なる3種類に分類される。すなわち、鉱質コルチコイドmineralocorticoid、糖質コルチコイドglucocorticoidおよび性ホルモンsex hormoneである。鉱質コルチコイドは電解質と体液の恒常性から分泌される少量の性ホルモンは性腺の性ホルモンの補助作用を行う。)

Medulla of suprarenal gland(髄質;副腎髄質(副腎の))Medulla glandulae suprarenalis ずいしつ;ふくじんずいしつ(ふくじんの) Feneis: 182 38

[A11_5_00_008] →(副腎髄質は発生学的には、交感神経と共通の起源である。交感神経の高度に分化したものとみなしうる。副腎髄質からはカテコールホルモンであるアドレナリンadrenaline (epinephrine)とノルアドレナリンnoradrenaline (norepinephrine)が分泌される。)

Accessory suprarenal glands(副副腎;副腎上体;副腎間体)Glandulae suprarenales accessoriae; Corpora interrenalia accessoria ふくふくじん;ふくじんじょうたい;ふくじんかんたい Feneis: 182 39 [A11_5_00_011]

Pancreatic islets(膵島;ランゲルハンス島)Insulae pancreaticae すいとう;らんげるはんすとうLangerhans, Islets of Feneis: 128 21

[A05_9_02_019] →(発見者Paul Langerhansの名をとって、ランゲルハンス島(islets of Langerhans)またはラ氏島とよばれてきた。膵臓の実質内に点在する内分泌細胞群で、成人で20万ないし180万個あるという。魚類では外分泌部からはなれて、胆管の近くに肉眼的名大きさの小体をなし、ブロックマン小体とよばれる。膵頭は2,3種のホルモンを分泌する3,4型の腺細胞の集団である。ヘマトキシリン・エオジン染色では、分泌顆粒が染まらないので明るくみえ、濃染する外分泌部の中に島のように点在して見える。アザン染色、GomoriのCHP(クロムミョウバンヘマトキシリン・フロキシン)染色によると分泌顆粒を染め分けることができるので、3~4種の細胞を区別することができる。アザン染色で赤く染まる細胞をA細胞(α細胞)、オレンジ色に染まる細胞をB細胞(β細胞)、青く染まる細胞をD細胞(δ細胞)という。イヌではこれらの細胞の出現率は、20,75,5%である。モルモットの膵頭には顆粒をもたないC細胞がある。電顕で見ると、A細胞の顆粒は非常に電子密度の高い球形顆粒で、しばしば限界膜との間に明るい間隙がある。B細胞の顆粒は人をふくむ多くの動物(イヌが著明)で結晶状である。すなわち球形の小胞内に板状、サイコロ状、菱形などの結晶が入っていて、結晶と限界膜の間の空間は非常に明るい。しかし齧歯類の胴部ではB細胞顆粒も球形である。D細胞の顆粒は一般に電子密度が低く、種々の濃度の顆粒が混在している。この顆粒尾膜は弱く、標本作成過程で破れやすい。A細胞の分泌するホルモンはグルカゴンとよばれ、血糖を上げる作用を有するが、B細胞の分泌するインスリンは血糖を下げる有名なホルモンである。B細胞の数が圧倒的に多く、膵島全体に均等に分布している。そのほかにβ細胞は抑制的な神経伝達物質であるGABA(ガンマーγ‐アミノ酪酸、ギャバ)を含む。D細胞は全膵島細胞の約5%含まれ、膵島細胞塊の周縁によくみられ、約320nmの均質なホルモンを顆粒を持っている。D細胞はソマトスタチンを分泌する。)

最終更新日: 16/07/20

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